部会

第81回金属のアノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)例会

−最先端計測評価技術とアノード酸化−

金属のアノード酸化技術は,表面処理分野からナノテクノロジ―分野まで広範な分野で用いられ,その重要性を増しつつあります。一方で,バリヤー型のアノード酸化皮膜,自己規則化ナノポーラスアノード酸化皮膜の生成機構については,未だ未解明なことも多く,現在も国内外で活発な研究・議論が行われております。各種金属・合金のアノード酸化皮膜の生成機構およびその機能に関する研究の深化には,最先端の分析評価技術の導入が欠かせません。本例会では,最先端の電子顕微鏡や放射光施設を用いた表面,薄膜の解析を行なっている4名の講師の先生に最先端の研究成果を紹介いただき,アノード酸化技術分野への展開の可能性について議論する機会にしたいと考えております。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

本会・金属のアノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)
平成24年9月7日(金)13:30〜17:30
首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12F)
[交通機関]JR「秋葉原駅」下車,徒歩1分
[交通アクセス] 首都大学東京|大学案内|交通アクセス
プログラム
13:30〜13:35開会挨拶
13:35〜14:25アノード酸化皮膜の生成と機能解析に関する研究の現状と課題
慶應義塾大学・i-SEM Laboratory 清水 健一
14:25〜15:15その場電子顕微鏡観察の最近の進歩 −触媒微粒子への応用−
名古屋大学エコトピア科学研究所 田中 信夫
15:15〜15:35休憩
15:35〜16:25常温イオン液体を用いたウェット電子顕微鏡観察技術の開発
大阪大学大学院工学研究科 桑畑  進
16:25〜17:15SPring-8における放射光を用いた表面分析技術の現状
(公財)高輝度光科学研究センター 佐藤 眞直
17:15〜17:30閉会挨拶
17:45〜19:00ミキサー
参加
ARS会員,学生  無料
一般  3,000円
ミキサー  3,000円
※当日会場でお支払いください。
申込締切 8月31日(金)
申込方法 1)氏名,2)所属,3)連絡先(住所,電話番号,E-mail),4)会員種別(ARS会員/一般/学生),5)ミキサー参加有無を明記の上,下記申込先へE-mailでお申込みください。
ARS部会事務局:ars@sfj.or.jp