関東支部 第103回講演会

第5回表面・材料技術の医療・産業応用「食品ロスと表面処理」

本講演会では,医療・医学・バイオに関するさまざまなテーマを取り上げ,材料表面の役割を議論し,表面技術におけるこれらの分野での新しい産業応用につながるようなシーズを提供することを目的としています。第5回では「食品ロスと表面処理」を取り上げます。捨てられる可食部分である食品ロスの削減は,SDGsの重要な目標の1つで,グローバルな視野での改善が必要な難題です。また,食品ロスは,焼却で発生する温室効果ガスが全排出量の約1割にもなることから,その削減は,気候変動に対する有効な策になります。個人,事業者,自治体などの努力による食料廃棄削減が進められている中,我々工学者には,食品のサプライチェーンにおける損失の削減や食品リサイクルなどを後押しする技術の開発が使命となります。本講演会では,新たな産業育成の可能性を念頭に,これらの開発に表面技術がどのように貢献できるのかを考える場にしたいと思います。奮ってご参加ください。

主  催(一社)表面技術協会 関東支部
日  時2023年12月12日(火)13:00~17:00
会  場日本工業大学 神田キャンパス 3階303教室(多目的ホール)
(東京都千代田区神田神保町2-5)*ハイブリッド開催
交通アクセス: https://scfo.nit.jp/campus/kanda/
プログラム
開会挨拶
13:00~14:00 基調講演:SDGsの目で見た食品ロス問題
環境省 環境カウンセラー 日本工業大学 教授  雨宮  隆
14:00~14:50 食品廃棄物によるバイオガス発電
アーキアエナジー株式会社 代表取締役  植田 徹也
休憩
15:00~15:50 マイクロディンプル処理による食品ロス低減
株式会社サーフテクノロジー 技術開発部  荻原 秀実
15:50~16:40 粉体配合パルプ不織布を活用した食品鮮度保持シート
王子キノクロス株式会社 製品開発部  山本 浩己
16:40~17:00 パネルディスカッション
参 加 費表面技術協会・会員3,000円,一般5,000円,学生1,000円(消費税等含む)
申込方法参加ご希望の方は,「関東支部・第103回講演会 参加希望」と明記のうえ,参加者1名につきそれぞれ,(1)氏名,(2)所属,(3)電子メールアドレス,(4)参加方法(会場またはオンライン),(5)請求書の郵送先をご記載のうえ,下記あてに電子メールでお申し込みください。お申込みいただいた方には,開催日までに必要な情報をお送りいたします。
申 込 先
問 合 先
(一社)表面技術協会 関東支部 事務局
E-mail:,TEL:03-3252-3286,FAX:03-3252-3288