関西支部:平成28年度第1回表面物性研究会

主  催(一社)表面技術協会・関西支部
協  賛(一社)エレクトロニクス実装学会 関西支部,近畿アルミニウム表面処理研究会,(公社)電気化学会 関西支部,電気鍍金研究会,(公社)日本材料学会 関西支部,(公社)日本表面科学会 関西支部,AMPIドライコーティング研究会
日  時平成28年6月24日(金)13:30~17:00
会  場(地独)大阪市立工業研究所 4階 小講堂(大阪市城東区森之宮1-6-50)
http://www.omtri.or.jp/map/
参 加 費一般 3,000円(テキスト代,消費税含む),学生 1,000円
申込締切6月13日(月)
定  員60名(先着順,定員に達し次第締切)
申込方法参加ご希望の方は,支部ホームページ(http://kansai.sfj.or.jp/)よりお申込み下さい。あるいは,Faxまたはメールに「(一社)表面技術協会関西支部 表面物性研究会 参加希望」と題記し,氏名・勤務先・所在地・電話番号を明記のうえ,下記宛お申込みください。参加費は当日受付でお支払いください。
申 込 先(一社)表面技術協会 関西支部 事務局 担当:石川 誠
  〒606-0805 京都市左京区下鴨森本町15
  Tel:075-781-1107,Fax:075-791-7659,E-mail:kansai-office@sfj.or.jp
プログラム
13:30~15:00
フェムト秒液相レーザーアブレーションによるナノ材料の合成
京都大学 大学院工学研究科 下間 靖彦
[概要]フェムト秒液相レーザーアブレーション(Femtosecond Laser Ablation in Liquid; FLAL)により実現される超高温・高圧かつ非平衡状態を反応場として用いることで, ナノダイヤモンドをはじめとして,金属ナノワイヤ、単磁区ナノ粒子など様々な機能性ナノ粒子の合成が可能である。 本講演では,FLALにより合成した機能性ナノ粒子を紹介するとともに、そのプロセスについても触れる。
15:20~16:50
液中パルスレーザー照射による金属・金属酸化物ナノ粒子の創製
 ~アブレーションモードとフラグメンテーションモード
京都大学産官学連携本部 川崎三津夫
[概要]ナノ秒~フェムト秒の発光時間で極度に集中した光エネルギーを物質に与えるパルスレーザーは物質の加工のみならず,金属,金属酸化物,その他様々な固体物質のナノ粒子を創製するための有効な手法の一つである。特に,液中でのレーザー照射は,用いた液中で安定に分散するコロイド溶液を容易に作成できる手法として注目されてきた。具体的にこれを実現するための二つの異なるモードの特徴を比較しながら,液中レーザー法の利点と課題,その応用例について紹介する。