平成28年度(第27回)表団協セミナー

自動車車体用材料と表面処理
-自動車の軽量化に向けて-
主  催表面処理団体協議会(表団協)
全国鍍金工業組合連合会,(一社)日本表面処理機材工業会,(一社)表面技術協会
日  時平成29年2月16日(木)13:30~16:30
会  場東京ビッグサイト 東4ホール SURTECH2017セミナー会場
http://www.surtech.jp/for_visitors.html
交  通(1)りんかい線「国際展示場」駅下車,徒歩約7分
(2)ゆりかもめ 「国際展示場正門」駅下車,徒歩約3分
参 加 費無料。(但し,テキスト代3,000円を申し受けます。)
事前来場者登録ご来場にあたって「SURTECH2017-表面技術要素展-」への事前来場者登録をお願いいたします。
下記Webサイトから事前来場者登録を行うことにより展示会入場料3,000円が無料となります。
https://jcd-event.smktg.jp/public/application/add/293?lang=ja
問 合 先(一社)表面技術協会 表団協セミナー係
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-7-1
TEL:03-3252-3286,FAX:03-3252-3288,E-mail:info@sfj.or.jp
プログラム
13:30~14:30
自動車用高強度鋼板の表面処理技術の最新の進歩
JFEスチール(株) スチール研究所  鈴木 善継
[概要]バリアフリーかつ持続可能な社会の実現のためには,CO2排出削減に寄与し,環境に優しい自動車車体用軽量化素材が不可欠である。本報告では,近年急激に需要が拡大している高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面処理技術について,技術課題や近年の進歩,ならびに今後の展望について概説する。
14:40~15:40
自動車ボディおよび次世代自動車へのアルミニウムの適用
日本軽金属(株) グループ技術センター  穴見 敏也
[概要]環境・燃費規制の強化にともない,自動車の軽量化に対するニーズが高まっている。なかでも,自動車重量の約1/3を占めるボディや,HEV,EVなどの次世代自動車で軽量化ニーズが大きい。そこで,自動車ボディおよび次世代自動車へのアルミニウムの適用について示すとともに,アルミニウムのリサイクルについても紹介する。
15:50~16:30
化学的粗面化技術による金属-樹脂接合強度の向上
日本パーカライジング(株) 加工技術センター  永井 太一
[概要]金属-樹脂接合技術において,接着剤を用いる場合や射出成形接合する場合には金属表面の凹凸形状が接合強度向上に対して大きな役割を担う。本講演では,アルミニウム合金や鉄鋼材料に対する湿式エッチングを利用した粗面化技術および粗面形状が接合強度に及ぼす影響について紹介する。