「小特集/分析機器の最前線」質問募集

毎月本協会誌「表面技術」をお読みいただき有難うございます。会誌編集委員会を代表して厚く御礼申し上げます。

昨年からの新型コロナウイルス感染防止のため、昨年春と秋、そして今月の全国大会はリモート開催となり、対面で議論ができない不便さや、同じ分野の研究者の皆さんと交流出来ない残念な気持ちを感じていられる方が多くいらっしゃると思います。学会の開催期間中に機器などを紹介される展示会はリモートでの開催が無く、学会のイベントとして少し物足りなさがあります。2021年3月号の小特集「分析機器の最前線」は、そのような最新の分析機器の情報が伝わりにくい環境になりつつある事を考えて企画いたしました。

走査型電子顕微鏡、GD-OES、レーザーアブレーションICP-MS、周波数変調原子間力顕微鏡、レーザー走査ラマン顕微鏡、蛍光X線装置、エレクトロスプレーマス分析装置の7つの装置についての解説でしたが、いかがだったでしょうか?

会誌編集委員会では、今回の小特集を機に会員の皆様からその装置がどのような分析に応用できるか?また、疑問に感じた部分などがあればご質問をお寄せいただき、それに対する回答をその後の号の「表面技術」に掲載するQ&A形式を取り入れていきたいと考えています。双方向型の会誌にする事で会員の皆様へより一層の情報提供が可能になると思っております。小特集への質問については匿名扱いで掲載予定です。学生会員の方からの質問も歓迎いたします。連絡先は以下の事務局のアドレスで受付いたします。全ての質問について対応は難しいかも知れませんが、可能な限り掲載したいと考えています。

これからも魅力的な小特集を企画して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

装置に関するご質問等は、「journal(a)sfj.or.jp」に送信ください。

会誌編集委員会 委員長 上田 幹人