関東支部 第101回講演会

第4回表面・材料技術の医療・産業応用「プラスチックの表面処理」

本講演会では,医療・医学・バイオに関するさまざまなテーマを取り上げ,材料表面の役割を議論し,表面技術におけるこれらの分野での新しい産業応用につながるようなシーズを提供することを目的としています。第4回では「プラスチックの表面処理」を取り上げます。軽量,耐薬品性,絶縁性など多機能なプラスチック材料は,フィルムを含め様々な形状に加工され実用されていますが,近年はさらなる高機能化として,プラズマを利用した撥水化,高密着化,洗浄,コーティングなどの表面処理技術が発展しています。一方,プラスチックの負の側面として,SDGsの世界的な気運から,プラスチックごみ問題,また,製造時に添加される可塑剤,難燃剤,酸化防止剤などの化学物質の溶出による健康影響が大きく取り沙汰されています。

本講演会では,プラスチックへのプラズマ表面処理を実施している企業からその技術を紹介していただくとともに,コーディネータよりプラスチックの負の側面を提起します。そして,プラスチックを両面から見直し接点を探ることで,負の側面を改善するための,SDGsを後押しする新たな産業育成の可能性を議論したいと思います。奮ってご参加ください。

主  催(一社)表面技術協会 関東支部
日  時2022年12月16日(金)13:00~17:00
開催方式オンライン
プログラム
開会挨拶
13:00~14:00 高品質樹脂フィルム製造のための各種ロール部材への表面処理
(株)都ローラー工業 町田 成康
14:00~15:00 Openair-Plasma® -大気圧プラズマ技術によるプラスチック表面の高機能化
日本プラズマトリート(株) 三好 永哲
休憩
15:10~16:10 真空プラズマ処理による各種フィルムの表面改質について
河村産業(株) 岡  誠吾
16:10~16:40 SDGs達成に向けたプラスチック材料に課せられた課題
日本工業大学 伴  雅人
16:40~17:00 パネルディスカッション(登壇者・コーディネータ)
参 加 費表面技術協会・会員3,000円,一般5,000円,学生1,000円
申込方法参加ご希望の方は,「関東支部・第101回講演会 参加希望」と明記のうえ,参加者1名につきそれぞれ,(1)氏名,(2)所属,(3)電子メールアドレスをご記載のうえ,下記あてに電子メールでお申し込みください。お申込みいただいた参加登録者には,開催前までにアクセスURLをご通知いたします。
申 込 先
問 合 先
(一社)表面技術協会 関東支部 事務局
E-mail:,TEL:03-3252-3286,FAX:03-3252-3288