◆学術委員会からのお知らせ◆
第123回講演大会 (関東学院大学) 講演募集について
講演申込締切:平成22年12月3日(金)
第123回講演大会を関東学院大学金沢八景キャンパスで開催いたします。ただいま,講演発表を募集いたしておりますので,奮ってお申込みくださいますようご案内申し上げます。
講演申込方法
「電子メールによる講演申込にあたって」に記載の講演申込み手順および注意事項をご確認の後,「講演申込書」ファイルをご使用のうえ,お申込みください。
■第123回講演大会の開催に当たりましては,第122回講演大会と同様に,下記のように実施いたしますので,ご注意ください。
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講演申込は,電子メールによる方法のみといたします。
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発表時の使用機器は,「液晶プロジェクター」といたします。
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講演要旨は市販のA4判用紙に出力していただくこととし,原稿用紙はお送りいたしません。
- 「講演申込書」ファイルに記載の講演申込者あて,電子メールにて「講演要旨の書き方」および「講演要旨の送付方法」をご連絡いたします。
1.講演申込要領
(1) 発表形式
一般講演およびシンポジウム,テクノプレゼンテーション,ポスターセッションのいずれかを選んでください。
◆一般講演,シンポジウム,テクノプレゼンテーション
発表10分,討論5分,発表時の使用機器は「液晶プロジェクター」といたします。講演者はノート型パーソナルコンピュータをご持参ください。
◆ポスターセッション
ポスター展示・討論3時間といたします。なお,5分間の概要発表は行いません。
(2) 講演種別
学術講演(学術的視点に立つ発表),または技術講演(技術的視点に立つもので,新しい結果を含んでいれば断片的な発表でもよい)のいずれかを選んでください。
(3) 講演分野
8.に示す分類をご参照のうえ,最も適切と思われる分野,または6.および7.に記載のシンポジウム・テクノプレゼンテーションを選んでください。
(4) 発表資格
申込者,登壇者は会員(団体正会員に所属の個人を含む)に限りますので,事前に入会手続きを完了してください。これ以外の共同発表者は非会員でも差し支えありません。
2.講演申込方法
「電子メールによる講演申込にあたって」に記載の講演申込み手順および注意事項をご確認の後,「講演申込書」ファイルをご使用のうえ,お申し込みください。
3.講演要旨原稿
学術委員会の審査で講演が認められたのち,講演申込者宛に電子メールにて,「講演要旨の書き方」,「講演要旨の送付方法」につきましてご連絡いたします(12月20日予定)。なお,講演要旨は市販のA4判用紙をご使用ください。
4.著作権
講演要旨集に掲載されたすべての内容の著作権は,たとえ当該講演がキャンセルされた場合であっても,本会に帰属するものとします。
5.大会参加登録
登壇者を含めて全ての参加者には参加登録が義務づけられています。平成23年2号に掲載予定の会告または本会Webサイトに登載いたします会告(2月5日予定)に従い,事前登録されることをお勧めいたします。
6.シンポジウム講演募集テーマ
S1 最先端の表面解析・評価技術
企画:学術委員会
(趣旨) 最近の表面解析・評価技術の進歩はめざましいものがある。その結果,従来不可能であった表面や界面の構造や組成,特性などの評価が可能となってきております。本シンポジウムでは,表面解析・評価技術に関する発表,ならびにそれを表面技術分野に活用した研究成果をとおしてに,今後の材料開発において,表面解析・評価技術をどのように活用していくべきかを考える契機となればと考えている。会員諸氏からの積極的なお申込みをお待ちいたしております。
S2 高機能性表面の物性評価と機能性制御
企画:ナノテク部会
(趣旨) 高機能性の表面処理や被膜形成においては,その主目的たる機能性はもちろんのこと,その表面の使用環境に応じた力学的,化学的特性や耐久性など,多くの項目に関する評価と特性制御が必要とされる。このような,表面機能性を実際に活かすための多角的な評価と,機能性の制御に関して,様々な視点から議論を行う。
S3 エレクトロニクス分野におけるマイクロ・ナノ表面技術の新展開
企画:表協エレクトロニクス部会
(趣旨) 本部会は,ここ数年,春季講演大会でのシンポジウムテーマを「エレクトロニクス分野におけるマイクロ・ナノ表面技術の新展開」と固定し,会員の多様なニーズに応えるべく,様々な情報を提供するように留意している。今回の講演大会では,2件程度の依頼講演を軸にして,エレクトロニクス実装分野に関する広い領域から一般講演を募集するとともに,技術講演も歓迎する。
S4 ドライプロセスを利用した高分子表面改質の最前線
企画:材料機能ドライプロセス部会
(趣旨) 耐熱性の低い高分子表面の濡れ性,接着性,生体分子付着特性などを向上させるためには,ドライプロセスを利用した低温処理が必要不可欠である。本部会においても,ここ数年,実用的な観点から,高分子の表面改質を取り上げ,活発な議論を行ってきた。本シンポジウムでは,大気圧プラズマやレーザープラズマといった最新のドライプロセスを駆使した高分子の表面改質技術に関する依頼講演を行うとともに,一般講演についても幅広く募集する。
S5 アノード酸化技術の展開
企画:金属のアノード酸化皮膜の機能化部会(ARS)
(趣旨) アノード酸化は金属および半導体の表面処理技術として長い歴史を持つが,同時に新規な表面特性の創製を期待できる技術として広い分野で注目されている。本講演大会においては,アノード酸化技術に新しい展開に基礎・応用の両面から着目し,シンポジウムを開催する。
7.テクノプレゼンテーション講演募集テーマ
T1 アルミニウム製品塗装への環境対応の本命は粉体塗装
−今,何故,粉体塗装が注目されるのか−
企画:ライトメタル表面技術部会
(趣旨) 今後とも持続的な発展をし続けるために,環境問題という大きな課題をクリアする必要がある。本テクノプレゼンテーションでは,環境対応を配慮し“アルミニウム製品の粉体塗装”をテーマに,現場実務に密着した会員の多様なニーズに応えるための情報を提供する場としたい。軽金属製品協会,日本パウダーコーティング協同組合の協力のもと,広範な軽金属製品塗装分野から技術講演としてご発表いただき,軽金属表面処理産業の活性・拡大を図りたい。
8.講演分野の分類
A.表面の物理的被覆に関わる分野
- A11. 物理蒸着(PVD)
- A12. 溶射
- A13. 溶融めっき
- A14. 吸着
- A15. 塗布・塗装
- A16. 泳動電着(電着塗装→A15)
- A17. ライニング
- A21. イオン注入
- A22. 拡散被覆
- A30. その他(新技術を含む)
B.表面の化学的被覆に関わる分野
- B11. 化学蒸着(CVD)
- B12. 電気めっき・電鋳
- B13. 無電解めっき
- B14. アノード析出
- B15. 熱分解・ゾル−ゲル法
- B21. 熱処理(酸化・窒化・炭化)
- B22. アノード酸化
- B23. 化成処理
- B30. その他(新技術を含む)
C.表面からの物質除去に関わる分野
- C 1. 機械研磨・研削
- C 2. 化学研磨・電解研磨
- C 3. 化学エッチング・電解エッチング
- C 4. 気相エッチング
- C 5. 電解加工
- C 6. 洗浄
- C 7. その他(新技術を含む)
D.表面処理の実務に関わる分野
- D 1. プロセス管理(省力・省エネルギー)
- D 2. 検査・品質管理
- D 3. 作業環境対策
- D 4. 廃ガス・廃水・廃棄物対策
- D 5. 資源リサイクル対策
- D 6. 工場設備・機器・部品
- D 7. その他
E.表面技術に関連する諸分野
- E 1. 表面解析・表面分析
- E 2. 表面物性
- E 3. 表面機能応用(触媒,センサーなど)
- E 4. 電析応用(金属微粉・電池など)
- E 5. 腐食・防食
- E 6. 微細加工プロセス(半導体など)
- E 7. その他
9.第17回学術奨励講演賞
若手会員の表面技術に関する研究を奨励する目的で「学術奨励講演賞」を設けております。本賞は,春季講演大会の講演申込みとともに応募していただいた方から,選考により若手研究者(5名以内)に授与するものです。対象および資格など,詳細につきましては,「
第17回学術奨励講演賞 募集」をご参照ください。
*参考:過去の授賞者
第12回(第113回講演大会)
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柴崎 健(東洋大学大学院工学研究科)
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稗田 純子(名古屋大学大学院工学研究科)
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川村 洋介(京都大学大学院エネルギー科学研究科)
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金子 信悟(神奈川大学大学院工学研究科)
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岩澤 健太(茨城大学大学院理工学研究科)
第13回(第115回講演大会)
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島津 徳文(名古屋大学大学院工学研究科)
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西垣 拓(名古屋大学大学院工学研究科)
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濱口 純一(工学院大学大学院工学研究科)
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石井 大佑((独)理化学研究所)
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番場 陽介(神奈川大学大学院工学研究科)
第14回(第117回講演大会)
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新井 房雄(工学院大学工学部)
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島田 和季(近畿大学理工学部)
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鈴木 清香(信州大学工学部)
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野瀬 健二(東京大学生産技術研究所)
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藤川 理大(名古屋大学大学院工学研究科)
第15回(第119回講演大会)
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山近 紀行(早稲田大学先進理工学部)
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青木 聡享(東洋大学大学院工学研究科)
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井上 昌利(千葉工業大学大学院工学研究科)
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佐々木扶紗子(日本工業大学工学部)
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森 晶子(信州大学工学部)
第16回(第121回講演大会)
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鈴木 久雄(名古屋大学大学院工学研究科)
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井 学(千葉工業大学大学院工学研究科)
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吉本 芳美(兵庫県立大学大学院物質理学研究科)
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野口 陽平(名古屋大学大学院工学研究科)
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鎌田 智之(千葉工業大学大学院工学研究科)
10.注意事項
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プログラムは,「講演申込書」ファイルによって編成いたしますので,申込後の変更・追加は認めません。また,学術講演および技術講演から関連するシンポジウムでご講演いただくことがあります。
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原則として,講演題目,研究者氏名の変更は認めません。
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講演の取り消しは,大会運営上,種々の支障をきたしますので,申込の際には十分留意してください。