シンポジウム

S1 電池及び電池関連分野における表面技術の新展開
企画:学術委員会

[趣旨] エネルギー問題が社会的に重要な課題として広く認識される中,電池関連分野で用いられる多様な材料の高度化を支える表面処理技術の重要性が一層高まっている。本シンポジウムでは,電池技術の進展を支える表面技術に焦点を当て,リチウムイオン電池,燃料電池,太陽電池をはじめとする一次電池および二次電池,さらには次世代電池に関連する最新の研究成果について議論する。具体的には,活物質や電極触媒,集電部材といった電池材料の設計,特性評価,形成技術,さらにセル構造の解析・評価技術について取り上げ,材料開発から運用技術までさまざまな視点からのアプローチによる最新の研究成果を紹介・議論することを目的とする。第一線で活躍する研究者による依頼講演に加え,幅広い電池関連技術を対象とした一般講演も期待する。

S2 機能を生み出す界面創製の最先端技術
企画:界面部会

[趣旨] 近年,バッテリーや水電解等のエネルギー材料の高機能化が求められており,これらに関する技術向上の重要性が増している。様々なエネルギー系材料の開発が進められているが,これらの材料を高機能化するためには,材料そのものに加えて,エネルギーシステムとしての高性能化が求められているが,システムの構成においては,各種材料の界面制御が重要となる。本シンポジウムでは,エネルギーに関連する材料を取り扱う研究内容に着目し,本分野で活躍する研究者の研究内容を紹介頂くとともに,本分野に関連する一般講演も行うことで,本分野に関する議論を幅広く展開する。